REXコミックでかつて連載していたぼっち日和。
合計で二巻。ぽんわりした優しい世界観がとっても好きです。絵柄も可愛い!
ストーリー
:JKになったばかりの神谷詩春(かみやしはる)
少し武士口調な気がする...
は、美人だけど身長がやたら高くて無口で無愛想なので、周りから勘違いされてしまい本人もコミュ障気味なので友達0人。
運動系の部活にだけ熱心に勧誘されるも乙女チックな物が大好き(当然周りには内緒)なので、謎の可愛い獣耳部員である瑞根よもぎ(みずねと読みます)
に興味を惹かれて煎茶道部へ。すると...
詩春にとっても、よもぎにとっても『初めてのお友達』
放課後は部室に直行してよもぎと戯れる生活を送りますが、少しずつ他のキャラクターと出会う機会が増えて行きます。
例えば熊本弁でキツイ物言いで意地っ張りな転校生、鹿子木涼(かのこぎりょう)
雷が鳴るとおへそを取られるって信じてるくらい純な子で、彼女も友達作りたいのに作れないから悩んでます。ぶっちゃけツンデレです。チキンなので購買部すら利用できません。
↑の子は藤吉陽菜子(ふじよしひなこ)
友達はやっぱり居ません。大分電波で詩春も初見は「なんか変なのいた!」と引いてます。オカルトやUFOが大好きで交信を試みているらしいです...腕のパペットは星からやってきた(設定)の金ちゃん。
スカートの中は毛糸のパンツです。水着のまま校内をうろつく筋金入りです。
この学校に潜む『妖怪』の噂に興味津々であり...
(おっ、百合展開か?)
よもぎと一緒の時間を満喫するのが詩春にとって一番幸せだったけど、徐々に『本当に友達になりたい子』が誰なのか気がつき『夢』の世界から抜け出していきます。
急展開とかシリアスがウリの漫画ではありませんが、ムズ痒くなったり「もう一歩頑張って!」とエールを送りたくなってしまう。完結してから詩春の青春は始まります。
同じく涼も成長著しく最後には自分から昼飯に誘える様になったりと、ぼっち以外の人には大したことなくても、ぼっちにとっては大きな成長を遂げるようになります。
この作品のテーマは「閉じこもってばかりはいけない・知らない世界へ踏み出す勇気」だと感じました。
興味を持ちましたら是非とも購入してみてください!