全てはここから始まった。
まぁじで、テキトーな思いつき。話が自分の中で膨らんできちゃったから、書き溜めておきます。
尚、続きを書くかは知りません。
■世界観
掃除を手伝わない、行わない子供が劇的に増えてしまった。
何とかして対策を考えた政府、その案とは――
「掃除という一点では子供達は飽きてしまいます。...バトルです、子供は戦うのが大好きです。掃除+バトル! 掃除がバトルになるようにルールを導入しましょう、武器となる掃除道具も製作しましょう! これはイケますよ!」
こんなアホみたいな考案が見事にウケて、中小学生の間では「掃除バトル」が流行している。
床を磨きながら腕を磨く、それはコミュニケーションとしても有用な働きを見せていた。
主人公が通う小学校では、珍しく掃除バトルが浸透していない筋金入りの「掃除嫌い」な学校であった。
「この学校を綺麗にしてやる! 俺に任せろ!」
そう、各地の小学校を総ナメにした彼は、敢えてこの学校に転校して来たのだ。
学年中のトイレ掃除を自ら受け持ち、女トイレだろうが隅々まで綺麗にする姿に、少しずつだが感銘を受ける生徒と教師。
今でこそ「掃除クラブ」は彼1人だけだが、もっと部員は増えるだろうと日々、街に繰り出したり他の学校に乗り込んで、掃除バトルを繰り広げていた。
――そんなある日、彼のライバルとなる少年が転校してきた。
「フンッ、お前の掃除は非効率だな...」
「なッ!? なにお~~~~っ!」
――世界の命運は彼らに託されている。
キャッチコピーは
『未来を磨け』